ベトメディン・ハードカプセル
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基本情報
・英語名:Vetmedin5mg100caps
・内容量:1箱100錠
・主成分:Pimobendan 5mg
・価格:$73.38-
・種類:
・メーカー:Boehringer Ingelheim GmbH(ドイツ)
ベトメディン・ハードカプセルは、犬の拡張型心筋症や弁閉鎖不全症(僧帽弁および/または三尖弁逆流症)が原因のうっ血性心不全の治療薬です。有効成分は、ピモベンダンで、ピモベンダン含有量が、1.25mg、2.5mg、5mgの3種類があります。
また、慢性心不全薬のカテゴリーであるカルシウム感受性増強薬に属する錠剤です。
朝夕1日2回の投与で、低下している心機能の改善し、病状の進行を遅らせることができます。
ゆっくりと確実に進行して行く慢性心不全に対し、強心作用と血管拡張作用の2つの作用を同時に促すという従来の製剤とはまったく異なった作用機序により、有効性を発揮します。
主成分のピモベンダンは、強力な血管拡張作用がある非交感神経刺激性、非グリコシド変力性の物質で、心筋細胞内の細胞収縮に関わるタンパク質のカルシウム感受性をあげることによって心収縮力をあげ、血管内皮細胞内にある酵素のホスホジエステラーゼ(タイプIII)を抑制します。
この異なる2つの作用で、血管収縮作用を抑制し、血管を拡張させます。
ベトメディン・ハードカプセルの使用方法
・ベトメディン・ハードカプセルは、投与に関して事前に獣医師の診断が必要です。獣医師によって処方された用法・容量を確認して下さい。
・ベトメディン・ハードカプセルは、体重によって与える量が異なります。
【体重】 【1日の総投与量】 【1回の投与量×回数】
10kg未満 = 2.5mg/日 = カプセル1.25mgを1カプセル×2回
10-20kg = 5mg/日 = カプセル2.5mgを1カプセル×2回
21-40kg = 10mg/日 = カプセル5mgを1カプセル×2回
41-60kg = 20mg/日 = カプセル5mgを2カプセル×2回
60kg以上 = 30mg/日 = カプセル5mgを3カプセル×2回
※上記容量は目安ですので、獣医師の指示を守って下さい。
・食事の約1時間前に投与して下さい。
ベトメディン・ハードカプセルの副作用・注意事項
【副作用】
・ベトメディン・ハードカプセルの投与により、食欲不振や下痢、無気力、虚弱、呼吸困難、運動失調、高窒素血症(尿の減少、水をたくさん飲む、四肢のむくみ等)などの症状がみられることがあります。
・稀に中度の陽性変力作用(心収縮力を増強させること)や嘔吐がみられることがあります。
※この症状は、投与量を減らすことで改善されるとされています。
・異常が見受けられた場合は、直ちに使用を中止し、獣医師の診断を受けて下さい。
【注意事項】
・ベトメディン・ハードカプセルは、犬用の治療薬です。犬以外には投与しないで下さい。
・獣医師の診断なしでは、投与しないでください。必ず獣医師の診断を受け、獣医師から指示された用法・容量を守って下さい。
・肥大性心筋症や重度の肝障害がある場合は、投与しないで下さい。
・生後6週間以下及び体重2kg以下の犬には投与しないで下さい。
・妊娠中や授乳中、哺乳中の犬には投与しないで下さい。授乳中の犬に投与する場合は、授乳を中止して下さい。
・異常が見受けられた場合は、直ちに使用を中止し、獣医師の診断を受けて下さい。
・直射日光を避け、25度以下の場所で保管して下さい。
・誤って服用しないよう、子供や犬などの動物が届かない場所に保管してください。
ベトメディン・ハードカプセルの口コミ
チュアブルと比べても安いなノーマルタイプのカプセル入りのお薬です。できれば、半分ずつ朝晩に飲ませたいため、チュアブルを割って、食べさせてあげた方が楽なので、犬も美味しく食べることも可能でしょう。半分ずつにするには、カプセルを開けて、餌に振りかけてみたりして、また別のカプセルに入れ直さなければならないのだと思いますが、ついつい1個あげてしまっております。
評価:★★★★☆【良い】
これまでは、同薬のフレーバー錠を買いましたが、この度、こちらに変えました。フレーバー錠と比べても大量に入っているため、これに変えました。その他の方の口コミを拝見したところ、これと言ったトラブルが見当たらなかったので、買いました。日々投与しなければならないお薬なため、容量が多いとありがたいです。
評価:★★★★★【とても良い】
クリニックに連れて行くことが困難だったので、これを購入して以降、楽になって、愛犬に対する負担もなくなりました。費用も非常に安価で嬉しいです。愛犬もです元気いっぱいです。
評価:★★★★★【とても良い】