犬のおしっこが臭い時の危険な症状&原因と対処法




  

犬のおしっこが臭い時の危険な症状&原因と対処法

 

 

犬のおしっこが臭い理由

 

おしっこの臭いの元

おしっこも便も、飲食物が消化吸収された後のカスが体外に排出されるものなので、食事の影響を受けます。この不要なカスが多い場合や水分の補給量が少ない場合、おしっこが濃くなることから、臭いがきつくなります。

 

おしっこが臭う疾患

尿道炎や膀胱炎など尿道や膀胱に炎症を起こしている場合、おしっこのアンモニア臭がきつくなります。主な原因は細菌感染ですが、尿道結石や腫瘍などの外傷から発症することもあります。

 

糖尿病の場合、おしっこの臭いが甘くなります。ほとんど色のない無色に近い色のおしっこをします。糖尿病になると喉が渇きやすくなる為、飲む水の量が増え、おしっこの回数や量も増えます。

 

膀胱腫瘍や前立腺腫瘍、肝臓や腎臓に炎症があると、新陳代謝が低下することから、おしっこが臭うことがあります。おしっこの色については、腫瘍の場合はピンクから赤色、肝臓や腎臓の炎症の場合は、黄色や茶色、黒ずんだ色になります。

 

投薬やサプリメントによる臭い

薬や栄養剤などを飲ませた場合、その薬独特の臭いのおしっこをすることがあります。

 

水分補給量の不足

水分補給量が少ないとおしっこが濃くなることから、臭いがきつくなります。起床後すずのおしっこの色が濃くなるのは、そのためです。

 

 

犬のおしっこが臭い時に考えられる症状

 

尿道炎・膀胱炎が腎盂腎炎に進行

細菌感染による尿道炎や膀胱炎の場合、腎臓と膀胱をつなぐ尿管の奥にある腎盂まで細菌感染が進んでしまい、腎盂腎炎になることもあります。

 

 

犬のおしっこが臭い時の解決方法

 

適切な食事と水分補給

いつでも新鮮な水が飲めるようにしてあげて下さい。水を飲まない原因として、運動不足があげられます。適度な運動を心がけて下さい。また、ドライフードの場合は、水やぬるま湯でふやかすと水分量が増加します。

 

犬が水を飲まないのは、運動不足や病気のサインです。異常が見られた場合は、獣医師の診察を受けて下さい。

 

原因となる疾患の治療

おしっこの臭いが、尿道炎や膀胱炎、糖尿病、膀胱腫瘍などの疾患が関連している場合、

 

原因となっている疾患の治療が必要です。

 

おしっこの臭いと軽く考えず、異常が見受けられた場合は、獣医師の診察を受けて下さい。おしっこが病気に早期発見につながります。

 

サプリメントで臭いを改善

疾患がないのにおしっこが臭う場合、尿臭防止や尿酸性化サプリメントなどで改善できることがあります。尿の様々なサプリメントが市販されているので、

 

その犬にあったサプリメントを選んで下さい。

 

サプリメントの使用には、十分注意をして場合によっては獣医師に相談して下さい。


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