犬の心疾患・腎疾患の危険な症状&原因と対処法




  

犬の心疾患・腎疾患の危険な症状&原因と対処法

 

 

心疾患、腎疾患だと言われたら

 

心疾患

心疾患とは、簡単に言うと心臓が何らかの原因によりうまく機能せず、

 

全身に十分に血液を送ることができなくなってしまう病気のことです。

 

特にペットに多いのは、僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)という症状により心不全になるケースです。

 

僧帽弁閉鎖不全症とは、心臓の血流の流れのふたの役割をする弁という部分が、うまく閉じないことで、血液が逆流し、血液をうまく全身に送り込めなくなってしまいます。血液が全身に回らなくなってしまうので、心臓はそれをカバーしようと頑張り始めます。

 

館張り続けている心臓には負担がかかり、次第に弱っていき、限界にきます。限界になり血液を十分に遅れなくなり、脳貧血により失神してしまう場合や、呼吸困難になってしまう恐れがあります。

 

 

腎疾患

腎疾患とは、血液をろ過し、尿として排出するといった腎臓の機能を担っている部位が徐々に破壊され、

 

腎機能が低下してしまう病気のことです。

 

老廃物の排出ができなくなってしまうので、老廃物(毒素)が体内にたまっていき、尿毒症として命を落とす場合もあります。腎臓の組織は治療によってもとに戻ることはありません。一度障害を受けると多くの場合再生しない臓器なのです。

 

更に悪いことに、ほっておくとゆっくりではなく一気に症状が進行します。腎臓は血圧を調整するホルモンや、赤血球を作るホルモンを分泌する役割もあるので、腎疾患により、腎臓組織が破壊されると、貧血性症状も現れます。

 

腎機能の75%以上を失うと「腎不全」と呼び、腎不全が進行すると、犬の体の中に老廃物がたまり、尿毒症などの死に至る重篤な状態を引き起こす原因となります。

 

 

心疾患・腎疾患の対処法

 

心疾患は、かなりの長い間何の症状も現れません。初期の症状は、心雑音です。これは飼い主では気づくことは難しいので、獣医に聴診してもらいましょう。

 

加齢によることが原因で起きる病気なので、老化と勘違いしやすいのですが、病気が進行すると咳をし始めます。一晩中、咳が止まらないこともあるので要注意です。

 

また、腎不全は、一般の食事では更に腎機能を悪化させてしまう要因となってしまうため、食事療法を行うこともあります。犬に対してできることは、

 

心疾患であっても、腎疾患であっても早期発見、早期治療が重要となります。

 

普段から犬の状態を把握しておくことが大切です。

 

 

フォルテコールプラスは、心疾患や腎疾患によりかかってしまう心臓や腎臓の負担を軽くする役割があるので、症状の進行を抑えることが可能です。

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