犬のアトピー性皮膚炎の危険な症状&原因と対処法
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犬にも多いアトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は犬全体の1割にあるというぐらいとても多い皮膚病です。アトピー性皮膚炎はアレルギーの一種で、原因は様々な要因が絡んでいます。
アレルギーの原因物質となるアレルゲンが存在し、皮膚のバリア機構が低下することでアレルゲンが侵入し、体内で過剰な免疫反応が起こることでアレルギー反応が起きます。
この要素が揃うことで、アトピー性皮膚炎になってしまいます。遺伝的な要因も強いようです。
シーズー
ゴールデンレトリバー
フレンチブルドッグ
柴犬
アトピー性皮膚炎の主な症状は、皮膚の赤みや激しいかゆみなどがあり、眼や口の周り、お腹など体のあらゆる部位に起こってしまいます。
症状を放置し、慢性化してしまうと、さらに悪化し湿疹が見られるようになり、二次的な皮膚疾患を引き起こすようになって、膿皮症や脂漏性皮膚炎、結膜炎、外耳炎などの疾患になってしまいます。
アトピー性皮膚炎は主に内服薬での治療となります。かゆみを抑えるためのステロイド剤や抗ヒスタミン剤が処方されることもあります。
アトピー性皮膚炎の場合、皮膚が乾燥してしまうことによってかゆみが増しますので、シャンプーは保湿性の高いものを使うことで症状をコントロールすることができます。
主な原因となるものの排除
花粉
ハウスダスト
カビ
フケ
特にダニは、アレルギー症状の原因となる最大のアレルゲンです。一般的にダニが繁殖しやすい時期は7-9月ごろで、10-11月頃にダニのフンや死骸が空中を舞います。
ダニは湿度が60%以下になると活動が鈍くなります。寝具や畳、カーペット、ぬいぐるみ、座布団等、ダニが居つきやすい場所の湿度なので、快適な生息条件を破壊することがダニ対策となります。
そして生活環境を清潔にすることによりアレルゲンの排除を行い、アトピー性皮膚炎の症状を軽減することができます。また、散歩中に草むらを歩くことにより、寄生虫や細菌が皮膚や毛に付着することもあります。
それが原因でアレルギーを発症することもありますので、散歩から帰ってきた時にはブラッシングなどをして、汚れを落とし、犬の皮膚を清潔に保つよう心がけましょう。
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