犬の内服薬の使い方・種類・効果を徹底究明!




  

犬の内服薬の使い方・種類・効果効能

 

内服薬の役割

 

犬の薬も人間同様、莫大な種類が用意されています。それを分類するのにも、含有成分で分ける、形状で分ける、価格帯で分けるなどさまざまな分類法があります。ここでは簡単に内服と外用にわけてみます。

 

主な内服薬の種類
錠剤
カプセル剤
粉薬
シロップなどの飲み薬

 

口から飲んで胃腸から吸収させて効果を期待する薬を内服薬といいます。

 

口→食道→胃→小腸の順に体の中を通っていき、主に小腸で吸収されるようになっています。まず大事なことは、なぜその形状をしているかということで、それぞれの形状に意味があるということです。

 

 

上記の4つの中で、もっとも効き目が速いのは、もっとも速く吸収されるシロップです。続いて粉薬。次がカプセルですが、やはりこのカプセルに意味があって、胃ではなく腸で吸収させたい抗生物質などはカプセルが多いようです。

 

つまり胃を通過するときに徐々に外側のカプセルが溶けて、腸に入ってから中の粉薬を吸収させたいときにカプセルの形状が使われます。また漢方など、苦みの強い粉薬をカプセルに詰めているというケースもあります。

 

大きくて飲みづらそうだからと、粉薬をカプセルから出して飲ませようとすると、苦くてまるっきり飲まないということもでてきますので、ご注意下さい。

 

そしてもっとも吸収が遅いのが錠剤になります。遅いというより、ゆっくりじっくり吸収させたいものが錠剤の形状になっているのでしょう。錠剤は使用量がはっきりわかり、保存も簡単というメリットもあります。

 

錠剤も胃で溶けるようにコーティングされたもの(胃で効く)、腸で溶けるようコーティングされたもの(腸で効く)とあります。効果目的により薬を効かす場所でその役目を行うようししています。

 

効き目に変化が起きますので、錠剤のままでは飲まないからと言って、自己判断で粉砕して錠剤を飲ますのではなく、獣医に相談してから、粉砕した方がよいでしょう。

 

小腸で吸収された薬の成分は肝臓を経由して心臓へ、心臓からは血液の流れにのって全身へと広がっていきます。そして、

 

効果を示す部分(悪い箇所)で薬の効果が表れるようになっています。

 

肝臓に留まった薬、血液から全身へと流れ、心臓へと戻ってきた薬は肝臓へと戻され、分解され、尿と一緒に体外に排出されます。

 

 

吸収が速ければそれだけ薬の効き目は早くなりますが、個体差が大きく、また、同じ効果を持っている薬であっても、薬の製品や成分によっても多少違ってきます。効き目が薄いからと、多量に薬を投与したり、回数を多くしても、犬の体に負担をかけるだけで、体外に排出されてしまうという事も念頭に置いておくといいでしょう。


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