犬へお薬を投与する際の注意事項をチェックしよう!
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商品の説明書を確認
獣医師から処方された場合はその指示を守り、個人で入手した場合は特に、必ず商品の説明書を確認してください。
副作用の記載があれば目を通し、投与後は異変がないか、注意深く観察してあげてください。複数の薬を同時期に飲ませる必要がある場合は、かかりつけの獣医師に相談して確認してから飲ませたほうがよいでしょう。
使用方法を守る
記載されている使用方法は守り、自己判断で変えないようにすることが、トラブルや副作用を回避することにつながります。飲ませる分量、投与方法、投与のタイミング、間隔、など薬によって違いますので、薬ごとに必ず確認しましょう。
1回の投与量は犬の体重によって変わりますので、きちんと計算して飲ませましょう。液体などの場合、0.1mlの違いでも体重の軽い犬にとっては大きな誤差となってしまいます。
また飲ませるタイミング(食前や食後)、間隔、回数などは、守らなければ正しい効果が得られなかったり、危険な副作用を招くことがありますので、注意を払う必要があります。
正しい薬の飲ませ方を習得する
経口タイプの薬の多くは、普段の食事にわからないよう混ぜ込んで与えることができ、それが1番簡単な投与方法です。ただ、エサをうけつけなくなったとき、そんなときは薬だけを単体で飲ませなくてはいけません。
その時のためにも、粉薬、錠剤、液体などさまざまなタイプの、薬だけを飲ませる方法を習得しておきましょう。そうすることで、食べ残しによる薬の飲み残しの際にも確実にのませることができます。
予防薬は体調をみて
犬に投薬するのは、体調不良の際の治療の薬より、月に1度必ず投与する、フィラリア予防やノミ・マダニ駆除などの予防の場合のほうが多いかもしれません。予防薬の投与は、犬の体調のいい時を選びましょう。
嘔吐や下痢の症状のあるときには、せっかく飲んだ予防薬をはいてしまったり、下痢を促進させてしまったり、薬の吸収が悪かったりします。また皮膚炎を起こしているときには滴下タイプの薬は使えないので、経口タイプのものに変えなくてはいけません。
体調が回復するまで待つことも大事です。予防薬の投与が遅れますが、確実に予防薬の効果が発揮されるように数日遅れでも、