オトマックス軟膏(Otomax)
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基本情報
・英語名:Otomax
・内容量:1本7.5g
・主成分:Gentamicin Sulfate 3mg、Betamethasone Valerate 1mg、Clotrimazole 10mg
・価格:$11.80-
・種類:
・メーカー:MSD Animal Health(アメリカ)
オトマックス軟膏は、外耳炎や感染症などの耳の治療薬です。投与が簡単で使いやすいチューブ入りの軟膏です。
主成分は、抗真菌剤のクロトリマゾール、抗生物質の硫酸ゲンタマイシン、消炎作用のあるステロイドの吉草酸ベタメタゾンの3種類を配合しています。3つの主成分が組み合わさり、細菌や真菌の膜の合成と有害酵素の代謝を阻害します。
細菌と真菌は全く異なる生物で、それぞれの菌の特製に合わせた薬剤が必要となりますが、オトマックス軟膏には細菌と真菌のどちらの菌にも効果がある成分が含まれています。
細菌には抗生物質のゲンタマイシンが作用し、真菌には抗真菌剤のクロトリマゾールが作用します。
オトマックス軟膏に配合された抗真菌薬抗真菌剤は、ミミヒセンダニが寄生することで発症する耳ダニ感染症や真菌が原因のマラセチアなどによる外耳炎にも効果があります。
オトマックス軟膏の主成分である抗生物質の硫酸ゲンタマイシンが炎症を抑え、小炎症作用のあるステロイド剤の吉草酸ベタメタゾンが、炎症を抑え痒みを鎮めます。
オトマックス軟膏(Otomax)の使用方法
・獣医師の診断を受け、獣医師から指示された用法・容量を確認して下さい。
・耳垢などの耳の汚れを取り除き、外耳を清潔で乾いた状態にして下さい。
・外耳道や鼓膜などに損傷がないかを確認して下さい。
・損傷やその疑いがある場合は、使用しないで下さい。
・投与しやすいよう邪魔になる毛は、ピンなどで止めておいて下さい。
・処方された容量のオトマックス軟膏をマッサージするように患部にやさしく塗り込んで下さい。
※獣医師から指示された容量・用法を守って下さい。
オトマックス軟膏(Otomax)の副作用・注意事項
【副作用】
・オトマックス軟膏の副作用については、高齢犬などのごく一部の犬に一時的な聴力の消失や聴力障害が報告されています。
・主成分の一つのゲンタマイシンの長期使用により、中毒症状が起こることがあり、特に腎機能の低下が認められる犬においては中毒性が高くなります。
・主成分の一つのベタメタゾンによって、体重の減少、拒食症、多飲症、多尿症、嘔吐、下痢などを引き起こす可能性があります。
・オトマックス軟膏に限らず、一般的にステロイド薬では、長期使用や繰り返し使用による、犬のクッシングシンドロームが報告されています。
・万一、異常が見られた場合は直ちに使用を中止し、獣医師の診断を受けて下さい。
【注意事項】
・オトマックス軟膏は、犬用の外耳治療薬です。犬の耳以外には使用しないで下さい。
・獣医師の診断を受け、獣医師から指示された用法・容量を守って下さい。
・オトマックス軟膏は、アレルギー性の外耳炎には効果はありません。
・鼓膜に傷や疾患がある、その疑いがある場合は、使用しないで下さい。
・妊娠中や授乳中の犬には、使用しないで下さい。
・ケガや病気の治療中、または薬を服用している場合は、必ず獣医師に相談して下さい。
・聴覚や平衡感覚などの機能障害など、異常が見受けられた場合は、直ちに使用を中止し、獣医師の診断を受けて下さい。
・直射日光を避け、涼しい場所で保管して下さい。
・誤って服用しないよう、子供や犬などの動物が届かない場所に保管してください。
オトマックス軟膏(Otomax)の口コミ
様々な薬を試しましたが、こちらがNo.1です。掻いてケガになる以前に一度に治してあげたいため、しっかりした効果があるこれは手放せません。耳のみならず、指間炎やわずかなかぶれに対してもしっかりと効果があります。なくなったらリピします。
評価:★★★★★【とても良い】
マラセチア中耳炎に思いの外よくききます。クリニックに出向くとお高くつくのですが、こちらがあれば耳垢が黒くなった時に使用するとスピーディーに治ります。
評価:★★★★★【とても良い】
ワンちゃんが外耳炎が原因で買いました。数回の投薬でみるみると良くなりました。価格も安価で、効果も優れているため非常に満足しております。
評価:★★★★★【とても良い】